憑依による解離性障害・多重人格
病的な解離性同一性障害・多重人格と憑依による症状の差異
病的な解離性同一性障害・多重人格と憑依による症状の決定的な違いは殆どありません。
流暢な英語や中国語・日本の方言を話し出す(実際に当方で経験)場合など明らかに本人の知識や記憶の範疇を越える内容の発言を繰り返す様な場合は憑依が疑われますが、霊体の方も精神的病気であると見せかけるために、様々な手段を講じてくることが多いのです。実際の解離性同一性障害と憑依との複合型の場合は更に判別が難しくなります。
表に現れている人格が本人の作りあげたものであるのか、霊体なのかは能力者でなければ判断が難しい面がありますが、特徴的な差異を次項目で説明いたします。
解離性同一性障害で現れる人格、憑依霊の人格、症状に関する類似点と差異
本人の意識・記憶について
【解離性同一性障害・多重人格】
通常は交代される人格が出ている間は基本人格は消失しています。交代人格の出ている間の記憶も基本人格には残りません。一般的に意識も記憶も共有されることは少ない場合が殆どです。
※後に本人の内部で交代人格同士で伝達等が行われることもあります(心の中でお互いの認識がある場合)
【憑依での症状】
憑依霊が表に出ている間は本人の意識・記憶は消失する場合が50%、記憶・意識はあるが体を完全に乗っ取られ、体をまかせている感覚になる場合は約50%。これは憑依体質・霊感体質の程度、憑依霊の強さにより異なります。
年齢に関して
【解離性同一性障害・多重人格】
交代人格の中に4-7才くらいの子供の人格が含まれることが多く、年齢は同年代までのケースが殆どです。
【憑依霊】
憑依している霊体によって年齢は様々となります。
性別に関して
【解離性同一性障害・多重人格】
同性の割合が多く、異性が出る場合は基本人格の守護を担っている交代人格の場合があります。
【憑依霊】
憑依している霊体によって性別はバラバラです。
人格の成長、憑依霊の成長
【解離性同一性障害・多重人格】
基本は交代人格が発生した当時のままですが、一部の交代人格は時間経過とともに成長していくことがあります。
【憑依霊】
成長することはありません。
名前に関して
【解離性同一性障害・多重人格】
本人が無意識下でつけた名前がつけられているため単純なものが多い。基本人格の記憶に基づくものとなります。
【憑依霊】
生前にはもちろん名前が存在していますが、霊体の場合は簡単に自分の名前・身分を明かさないことが多い。
それぞれの人格に関して
【解離性同一性障害・多重人格】
本人の背負いきれなかったストレスやショック、記憶をそれぞれの交代人格に負担し役割を担っている部分があります。根っこの部分は類似しているといわれています。人によっては人格交代を担う人格が存在しており、お互いの人格に気を使っていることもあります。
【憑依霊】
それぞれの役割はなく、ゴタ混ぜになっていることが多い。複数の場合は統一性がないことが多い。
交代人格との会話
【解離性同一性障害・多重人格】
基本人格に対して話かける交代人格も存在します。お互いを認識して会話が成立しているが、あくまで本人の精神、妄想の範囲となり、幻聴に分類される。
【憑依霊】
相手が誰なのか認識せずに会話している(霊感度が高い場合を除く)。現実的に魂と魂が会話している。
外観の認識に関して
【解離性同一性障害・多重人格】
症状にもよりますが、それぞれの交代人格に対して外観(年齢・体形・髪型・顔)などが設定されていることが多い。
【憑依霊】
外観的認識は殆どの場合は存在しません。(霊感度が高い人の場合は認識できている可能性もあります)
憑依による解離性障害・多重人格の特徴など
霊感度の上昇について
解離性同一性障害をはじめ、精神疾患全般では精神不安定などにより霊感度が上昇していきます。憑依が伴う場合は更なる霊感度の上昇へと繋がります。その結果、憑依霊・周囲の神仏の影響を更に受けることとなり、霊体が見える・声が聞こえる・気配を感じるなどの他に、周囲の神仏の状況変化により更に心身面での影響を受け易くなります。
解離性同一性障害はうつ病・双極性障害等を併発していることも多く、霊感度上昇の要因もある程度関連しているものと思われます。
自傷行為、自殺行為について
解離性同一性障害という病気そのものにもリストカット等の自傷行為を繰り返す人が多く存在します。これは現実感の喪失から痛みで生きていることを実感しようとする自己防衛的な行動の場合が多いです。
しかし、憑依の場合は、自分と同じ世界に引きずり込もうとするものも多く、憑依の最終目的が対象者の死であることもあります。自殺に至ってしまうケースも少なくありません。自殺念慮が強い方は更に注意が必要かと思われます。
次ページ【憑依による解離性障害・多重人格への対応】の概要
次ページでは神仏の憑依による解離性障害、特に解離性同一性障害(多重人格障害)様症状への当方での対応に関して記載しております。
まずは霊視鑑定を最初に受けていただき、憑依の有無・周囲の神仏問題を全て明らかにし、その上で除霊・浄霊等の霊的処置を行い、憑依体質改善術などを施術していきます。その概略を説明しております。
【対面鑑定中止のお知らせ】
令和6年11月現在、昨今の新型コロナウイルス感染状況を鑑み、対面鑑定は一時中断しております。対面鑑定とインターネット鑑定(メール鑑定)での鑑定結果の相違はございませんので、インターネット鑑定にてご依頼いただけたら幸いです。遠隔で行える霊的施術は引き続きご利用いただけます。疑問点・不安点等ございましたらお気軽にお電話にてご相談ください。