憑依の原因
憑依の原因は、大きく以下の3つに分類されます。それぞれの要素は複雑に関連しており、強度や関連性によって憑依の度合いも変わってきます。
1. 憑依体質
まず、もともと憑依体質の人が憑依する場合があります。憑依体質になる原因としては、様々な要素や原因が考えられます。例えば、家系的に憑依体質の人が多い場合もあります。
幼少期には誰もが持っている霊感体質が成長しても継続した状態になり、周囲の神仏の影響を受けることにより霊感が更に強くなり、精神的問題や性格的問題に影響され、結果的に憑依体質になる場合もあります。
また、精神的な病気からも憑依体質が進行することがあります。
2. 精神的な病気など
精神的な病気や、それに伴う極端な感情のアップダウンによって、一時的に魂に隙が生じ、そこに神仏が憑依することがあります。一度でも憑依されると、憑依体質が進行していくことが多いようです。
精神的な病気の中でも、特に躁鬱病(双極性障害)の精神状態は、憑依されやすい状況を作り出すことが多いです。短期間に繰り返される感情の上下が魂に大きな隙を作り、そこに神仏が憑依を繰り返すことがあります。
統合失調症の場合は、霊感体質の要素も複雑に絡み合っているため、憑依が原因かどうか、病気が原因かどうかを判断することは難しい領域となりますが、霊視鑑定によってどちらの要素が強いのかを判定することは可能です。
3. 家系の神仏の問題
家系的に神仏の問題を抱えている場合があります。これは内的な要素ではなく、外的な要素であり、憑依する側の強さや本人の霊的な背景が原因で憑依されてしまう場合があります。
基本的に、神仏の災いは、その家系の家督や長男、跡継ぎ、そして精神的に弱く、取り憑きやすい人を先ず標的にします。
災いがどのような形や現象で現れるかは、仕掛ける者の考え方によります。健康面や金銭面、対人関係などで苦しめられることがありますが、憑依のように憑依霊が正体を現しながら、直接憑依された人やその家族、親族を苦しめていくこともあります。憑依は、神仏が自由に表現できる絶好の場となります。
憑依の症状
憑依の進行
初期段階では、あまり気づかないで生活することが多いですが、憑依が進行するにつれて意識が飛ぶ時間が増えてきます。
最初は一瞬だったのが、1分、10分、1時間、半日など、時間や回数が増えてきます。中期や長期になると、憑依霊も人体にだいぶ馴染んできますので、本人の意思とは無関係な言動や行動をするようになり、周囲の人からは多重人格のように見えることもあります。
憑依霊も本人の真似をし、本人を装うことも多く、普通の人では見抜くことは困難です。憑依が重度になると、ほとんど本人ではない状態になり、言葉や行動などにも変化が現れます。
例えば、女性が男性の口調になったり、食べ物の好みが変わったりすることがあります。また、憑依される数は1体に限定されず、馴染めば馴染むほど魂の隙間が大きくなり、何万体と憑依することも珍しくありません。
憑依による外見や心身の変化
憑依されている人の特徴の1つに、「目つきが鋭くなる」ということがあります。これは、憑依の初期段階でもある程度見られる現象です。
憑依霊も自分の存在を知られないように、目つきの鋭さを隠そうとしますが、霊体の性格がそのまま出てしまうことが多く、隠しきれていない場合がほとんどです。また、憑依霊が意識的に目つきの鋭さや変化を隠そうとするために、目が泳ぐことが多くなります。憑依が進行している場合、顔が歪んだり、般若のような表情になったり、目がつり上がってきたりすることもあります。
精神面においては、憑依されている人の元々の性格にも左右されますが、憑依が進行している場合は、喜怒哀楽が激しくなる傾向があります。特に複数の憑依がある場合は、表に出てくる霊体によって大きく変わります。急に怒ったり、泣き出したり、笑ったりすることが多くなります。
憑依と自殺
状態の悪い霊体に憑依されている場合、憑依する側は自分たち(霊界)の方へ引っ張ろうとすることがあります。実際、憑依が原因で無意識な状況で自殺されてしまう人もいます。
自分の意識があれば、「まだ生きたい」「死にたくない」と考え、自殺未遂で留まることもあります。例えば、自殺願望が強くなり、無意識のうちに自殺しようとすると、行為に及ぶ直前にハッとして意識が戻り、未遂に終わることもあります。
どちらにしても、憑依が進行して危険な状態であることは間違いありません。
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